概要・沿革

 甲州市塩山にて果樹栽培の振興から農産物加工までを目的としたワイナリーとして誕生した後、昭和34年に法人設立をし、本格的にワイン業界へ参入。

 ぶどう栽培やワイン造りを通じて地域貢献できる企業を目指し、山梨出身の若手醸造家グループ「アサンブラージュ」にも所属。上質なワイン造りを念頭に、県産ワイン周知のための試飲会や、醸造技術の情報交換など幅広く活躍をしています。

畑・醸造

 3代目である当主が農協勤務をしていた経験と繋がりを活かし、自社農園と契約栽培農家で育てた県内産ぶどう100%のワイン造りをしています。

 醸造用ぶどうには、欧州系品種は一切使用せず、日本品種にこだわるのがモットー。ステンレス醗酵と樽熟成をさせたそれぞれの甲州種をバランスよくブレンドした白ワインは、ワインコンクールで多くの受賞歴を重ねています。

ワインについて

 代表銘柄の「甲州 重川」は、自社農園の甲州種を100%使用し、凝縮感のある爽やかでフルーティな辛口ワイン。

 酸味の中にも甲州種のほのかな渋みがしっかりと感じられ、和食との相性もベストマッチ。また、単一ワインだからこそ味わえる色合いと風味が贅沢な銘柄「ベリーアリカント」は、栽培面積が少ない醸造用品種で、本来はブレンド用に使用されるもの。しかし、これを100%贅沢に使ったワインを発表したのはこの醸造所が初めてとも言われています。

アクセス

住所 甲州市塩山千野693

電話番号 0553-33-2228

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※写真、文章等はぶどうの丘オリジナルです。