2021年10月13日

大泉葡萄酒 株式会社

概要・沿革

 山梨県甲州市勝沼町岩崎地区にある103戸の地元ぶどう農家が共同出資して運営するワイナリー。前身は、明治35年創業の「達磨葡萄酒合資会社」であり、100年以上の長い歴史と伝統があります。地域と共に発展したいという強い思いから、昭和38年に会社所在地である地名「大泉」を社名に命名。地元の生産者と連携し、勝沼ワインを親しんでもらえるよう醸造を続けています。

畑・醸造

 原料の甲州種は、100%株主農家のぶどうを使用。甲州種に含まれる柑橘系の香り成分が農薬のボルドー液散布により分解されることがわかり、平成17年よりノンボルドー栽培を採用し栽培を続けています。

 同地域にある明治36年に建造された勝沼トンネルワインカーヴ(ワイン貯蔵庫)にて貯蔵熟成を行うなど、栽培・醸造・熟成の全てを地域に密着しながら取り組んでいます。

ワインについて

 創業当時から「ワインは生きている。一本一本に愛情を込めて熟成を待つ心がなければおいしいワインは作れない」を信念に取り組んでいます。

 代表銘柄「勝沼の地ざけ」でも知られる香り高い甲州種のワインや、栽培の難しさから幻のぶどうと呼ばれている甘い芳香のアジロン種を使用したワインなど、洗練されたオリジナルワインを数々世に送り出しています。

アクセス

住所 甲州市勝沼町下岩崎1809

電話番号 0553-44-2872

ホームページ

※写真、文章等はぶどうの丘オリジナルです。